情報誌「地域人」 第60号

2020年8月11日発売

「地域人」は、地域の活性化を担う"地域人"が主役です。
政府方針である地域創生政策は、将来にわたって「活力ある日本社会」を形成していくために、地域資源を利用した多様な地域社会の形成を目指しています。そのためには、首都圏地域を含めた他地域との積極的な人的交流、情報交換などの連携を推進していくことが求められます。「地域人」は地域で活躍する多くの人々から得た、前向きで積極的な"生"の情報を新鮮なまま毎月お手元にお伝えします。また、さまざまな取り組みや先進事例を解説、論説を加え紹介していきます。ビジネスや生活に役立つことはもちろん、地域創生のテキストとしても活用していただけるような情報提供を目指します。

  • faebook
  • twitter

第60号の注目記事

巻頭インタビュー
藤森 照信
(建築史家・建築家)

建築史家として、日本そして世界の建築を見てきた藤森照信さんは、建築家としても自然と一体化した独自のスタイルの建物を造ってきた。建築と住宅という観点から都市と地方、自然と科学の関係をどう考えるか、自宅のタンポポ・ハウスでうかがってきた。

立ち読み

PART1 いま、地域では
【京都市】
コロナ禍の祇園祭と文化財
杉本歌子(美術家)

夏を告げる京都の祇園祭、今年は山鉾巡行も神輿渡御も中止となった。四条烏丸に近く、277年の歴史をもつ杉本家住宅は天明・元治の大火で類焼したのち再建され、現在は国の重要文化財指定を受ける。観光と伝統、経済と文化の危うい均衡のなかで、杉本歌子さんは受け継いできた京の暮らしを伝える。

PART2 ここで、暮らす
【岩手県遠野市】
早池峰に呼ばれて
千葉  和(『パハヤチニカ』編集長)

有機農法や自然農法を実践する世界を巡ったことで、故郷岩手の暮らしを見つめなおした千葉和さんは、遠野に移住し29年になる。後継者不足で息絶えようとする伝統文化の継承と、手が入らないために荒廃する山の再生を目指し、山主を説得しては仲間と間伐材で薪をつくる。それは自然の恵みと森の魅力を伝える活動として広がってゆく。

PART3 変わらぬもの
【福岡県八女市】
コロナ災禍に棹さして
大島真一郎(八女市役所黒木支所まちづくり推進係)

福岡県八女郡黒木町は2009年、全国で85番目となる国の「重要伝統的建造物群保存地区」の選定を受けた。 当時、黒木の担当者であった大島真一郎さんは、八女市との合併(2010年)を前に、矢部川の水辺と山辺に栄えた黒木の町並みを伝建地区とするために奔走、黒木地区の隅々を知る人となる。今年4月、古巣に戻った大島さんに、町並みの魅力と、「黒木のフジ」騒動を記録してもらった。

豪華 連載陣

  • 養老孟司

  • 鎌田薫

  • 河合雅司

  • 菅野芳秀

  • 小峰隆夫

  • 島薗進

  • 二宮清純

  • 古田尚也

  • 森枝卓士

  • 金子順一

  • 浦崎太郎

  • 森まゆみ

  • 岩村暢子

  • 吉村喜彦

  • 渡邊直樹

more

もくじ

巻頭インタビュー

藤森照信
建築史家・建築家/江戸東京博物館館長

科学技術のまわりを自然の素材で包むのが私のやり方

聞き手 渡邊直樹 本誌編集長

特集

現地直送!「地域人」の記録 その2
地域の暮らしはどうなるのか

PART1
いま、地域では

[京都市]
コロナ禍の祇園祭と文化財

杉本歌子 美術家、公益財団法人奈良屋記念杉本家保存会学芸部長

[大阪市]
「島民」に、あらためて島の魅力を伝えたい

大迫 力 株式会社140B、『島民』編集・発行人

[札幌市]
つややかな緑と本をかたわらに深呼吸

佐藤優子 ライター

[神奈川県]
農家や酒蔵たちの奮闘

鈴木啓二朗 任意団体「goo-bit(ぐびっと)」代表

PART2
ここで、暮らす

[岩手県遠野市]
早池峰に呼ばれて

千葉 和 『パハヤチニカ』編集長

[岐阜県関市]
関の子どもたちのこれまでとこれから

竹川奈穂 せき・まちづくりNPOぶうめらん事務局長

[石川県七尾市]
能登島が島だった頃

山口千重 能登デザイン室

[長崎県東彼杵郡川棚町]
ダム湖の中

石丸穂澄 イラストレーター

PART3
変わらぬもの

[福岡県八女市]
コロナの災禍に棹さして

大島真一郎 八女市役所黒木支所まちづくり推進係

[京都市]
銭湯は地域の豊かさの象徴である

湊 三次郎 銭湯活動家

[岐阜県池田町]
田舎暮らしが原点を教えてくれる

大西暢夫 写真家、映画監督

特集インタビュー
地域に根付く真の魅力に出会うために

高柳俊男 法政大学国際文化学部教授

連載

人口減少下の地域を考える

コロナショックと地方分散

小峰隆夫

高校連携で始まる人材循環

市立札幌藻岩高等学校の取り組み(上)

浦崎太郎

食卓から見たニッポン人の変化

コロナ禍と家族

岩村暢子

地域興論

テレワークは出生数増を招くか

河合雅司

「食」から始まる地方再生

菅乃屋
熊本県益城町

森枝卓士

二宮清純のスポーツとまちおこし

千葉県白井市では梨だけでなく騎手も育てる

二宮清純

港町ブルース

小豆島・四海漁業協同組合(上)

吉村喜彦

日本青年会議所会頭に聞く!

全国各地の会議所が地域貢献活動を実施

石田全史

地域創生を目指す起業コミック
スタートアップCafé Dac

第7話 NPOって無料奉仕なの?

おきたま通信「百姓の独り言」

5月、6月に起こったこと

菅野芳秀

ふるさとと神仏のゆくえ

怒りと悲嘆の祝祭的表出から和解への遠い道

島薗 進

chiikijin square(地域人スクエア)

news/report/pick up/cinema/magazine/book review

直言! 今月の地域構想

新型コロナ危機を地方創生の好機に

鎌田 薫 大正大学地域構想研究所 最高顧問

啐啄

ポストコロナ時代の新しい風景

柏木正博 本誌編集・発行人

次号予告/編集後記

とじこみ

コアコア新聞

暮らすように町に泊まる

コロナと谷根千
──スティホームで町を掘る

森まゆみ

地域人の購入方法

全国の書店、およびネット書店でお買い求めいただけます。 Amazonで購入する 楽天ブックスで購入する

書店で見つからない・在庫切れの場合は、
下記のリンクより申込用紙をダウンロードし、FAXにてお申込みください。 申込用紙をダウンロード

書店でご注文頂く場合は、下記項目を書店にお知らせくださいませ。

  • 書籍名:地域人
  • 出版社:大正大学出版会
  • ISBNコード:ISBN978-4909099488
  • 価格:1,000円

定期購読につきましては、『地域人』巻末に綴じ込みの払込用紙をご利用ください。

バックナンバー