情報誌「地域人」 第74号
「地域人」は、地域の活性化を担う"地域人"が主役です。
政府方針である地域創生政策は、将来にわたって「活力ある日本社会」を形成していくために、地域資源を利用した多様な地域社会の形成を目指しています。そのためには、首都圏地域を含めた他地域との積極的な人的交流、情報交換などの連携を推進していくことが求められます。「地域人」は地域で活躍する多くの人々から得た、前向きで積極的な"生"の情報を新鮮なまま毎月お手元にお伝えします。また、さまざまな取り組みや先進事例を解説、論説を加え紹介していきます。ビジネスや生活に役立つことはもちろん、地域創生のテキストとしても活用していただけるような情報提供を目指します。
第74号の注目記事

高田 和徳
御所野縄文博物館 館長
縄文人の暮らしと自然との関わり方を体感できる遺跡
岩手県の御所野縄文博物館の高田和徳館長は、遺跡の整備をするにあたり、発掘調査の科学的データに基づき実証実験を行うことと縄文時代の人たちの暮らし方、自然との関わり方を訪れた人が体感できることを大事にしている。

【特集】世界文化遺産登録記念
北東北・北海道の縄文遺跡をゆく
2021年7月、北海道・青森県・岩手県・秋田県の17遺跡からなる「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界文化遺産への登録決定!
2021年7月、北海道・青森県・岩手県・秋田県の17遺跡からなる「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界文化遺産への登録が決まった。北の大地に眠っていた遺跡には、落葉広葉樹林と海や河川からの採集、狩猟、漁労により、一万年以上にわたり営まれた縄文時代の人々の痕跡が良い状態で保存されている。
自然と共生しながら持続可能な循環型の暮らしを送った縄文人と縄文文化は、私たちにどんなメッセージを伝えてくるのか。
豪華 連載陣
もくじ
巻頭言
養老孟司
解剖学者/大正大学客員教授
縄文時代
巻頭インタビュー
高田 和徳
御所野縄文博物館 館長
縄文人の暮らしと自然との関わり方を体感できる遺跡
聞き手 渡邊直樹 本誌編集長/夏谷隆治特集
世界文化遺産登録記念
北東北・北海道の縄文遺跡をゆく
北東北の縄文遺跡
同じ風がいまも吹いている
夏谷隆治ライター・編集者是川石器時代遺跡
三内丸山遺跡
小牧野遺跡
大平山元遺跡
亀ヶ岡石器時代遺跡
田小屋野貝塚
大森勝山遺跡
御所野遺跡
寄り道 鹿角大日堂
大湯環状列石
伊勢堂岱遺跡
北海道の縄文遺跡群
「文明観」を覆す縄文遺跡群
外岡秀俊ジャーナリスト・作家垣ノ島遺跡
大船遺跡
鷲ノ木遺跡
北黄金貝塚
入江・高砂貝塚
キウス周堤墓群
地域情報
コアコア新聞
陶芸/博物館/テレワーク/イベント/スポーツ/コミュニティー/比較文化/ローカルメディア/たのしい観光地
連載
人口減少下の地域を考える
世界的な視野で見る日本の人口問題
小峰隆夫高校連携で始まる人材循環
島根県立吉賀高等学校の取り組み(下)
浦崎太郎食卓から見たニッポン人の変化
カレーと日本人、そしてご当地カレー
岩村暢子地域興論
コロナ禍で来日者が激減
「外国人頼み」の地方創生は危うい
暮らすように町に泊まる
長崎紀行再び、佐世保へ
森まゆみ「食」から始まる地方再生
鎌倉彫カフェ倶利(神奈川県鎌倉市)
森枝卓士スポーツとまちおこし
空手の日があるのは沖縄だけ
目指せ、ユネスコ無形文化遺産登録
森林官という仕事
世界自然遺産のブナと薪炭用のミズナラ 舘下 一
夏谷隆治港町ブルース
神奈川県小坪漁業協同組合(上)
吉村喜彦日本青年会議所
JCI JAPAN TOYP 2021
奥田真司〈前編〉列島のこころ
太宰治と「トカトントン」
猿渡知之おきたま通信「百姓の独り言」
マイナス500mからの出発 その四 真っすぐ、植えられない!
菅野芳秀ふるさとと神仏のゆくえ
戦後社会に適合した御詠歌講
梅花流創設期の曹洞宗
chiikijin square 地域人スクエア
event/news/report/pick up/cinema/magazine/book review
時代の使命を果たす!
職員に教えられた使命
北川正恭啐啄
知識創生
柏木正博 本誌編集・発行人地域人の購入方法
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- 書籍名:地域人
- 出版社:大正大学出版会
- ISBNコード:ISBN978-4909099-64-8
- 価格:1,000円
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