情報誌「地域人」 第68号
「地域人」は、地域の活性化を担う"地域人"が主役です。
政府方針である地域創生政策は、将来にわたって「活力ある日本社会」を形成していくために、地域資源を利用した多様な地域社会の形成を目指しています。そのためには、首都圏地域を含めた他地域との積極的な人的交流、情報交換などの連携を推進していくことが求められます。「地域人」は地域で活躍する多くの人々から得た、前向きで積極的な"生"の情報を新鮮なまま毎月お手元にお伝えします。また、さまざまな取り組みや先進事例を解説、論説を加え紹介していきます。ビジネスや生活に役立つことはもちろん、地域創生のテキストとしても活用していただけるような情報提供を目指します。
第68号の注目記事
多様な生き物が人と共存する里山の環境を維持し守っていく
人と生き物が共存する自然を「里山」と名付け、未来へ贈るために、自ら”環境農家”と言う今森さんを、琵琶湖にも程近い、比叡山の裾野に広がる丘陵にあるアトリエに訪ねた。
地球環境の保全、自然との共生が人類共通の目標となっている。
しかし、高度情報化社会に住む私たちは、"美しい"といわれてきた日本の自然のありのままの姿を、いったいどれほど知っているのだろうか？
長年にわたり、森、川、海、そこに住む動物、虫、鳥、魚、そして人間の営みを見守り、撮影し続けてきたのがネイチャーフォトグラファーだ。
日本を代表とする6人の写真家のまなざしを通して、自然と生き物と人間の在り方を見つめ直してみよう。
豪華 連載陣
もくじ
巻頭インタビュー
今森光彦
写真家
多様な生き物が人と共存する里山の環境を維持し守っていく
聞き手 渡邊直樹 本誌編集長特集
ネイチャーフォトに見る日本の自然と生き物
自然界の報道写真家
動物の目線で、人間や人間社会を見つめてきた
宮崎 学ありのままの海中の姿を伝える
動物たちは人間よりはるかに危機管理能力に長けている
聞き手=渡邊直樹 本誌編集長
昆虫たちのわくわくする面白さ
人間が考えつくようなことはすべて虫のなかにある
海野和男野鳥の「奇跡の瞬間」をとらえる
鳥がいちばん美しいのは飛翔の瞬間。最初に出会った時の感動がすべて
嶋田 忠日本全国の森林の風景を記録
気候風土により、森の景観が異なり
その多様性は目を見張るものがある
「水」と生き物の環境を見守る
日本は「水の国」ですが、水に対して危機感がないのが問題です
内山りゅう連載
人口減少下の地域を考える
コロナ危機と経済の外部性
小峰隆夫高校連携で始まる人材循環
新学習指導要領の導入で
地域の担い手育成には探求型学習が重要になる
食卓から見たニッポン人の変化
情報に振り回される時代？
岩村暢子地域興論
東京への流入者が減少も
「地方回帰」の流れは大きくならず
暮らすように町に泊まる
川口、浦和、県北の行田へ
森まゆみ「食」から始まる地方再生
山本旅館（岡山県備前市）
森枝卓士スポーツとまちおこし
御所実高ラグビー部
市民を巻き込んで地域の華に
港町ブルース
全国漁業協同組合連合会
「Sakanadia」（上）
日本青年会議所
JCI JAPAN TOYP 2020
田村雅美<前編>
エビテみやび株式会社代表取締役
地域創生を目指す起業コミック
スタートアップCafé Dac
第15話 淡路島編4：マルチワーカーというスタイル
列島のこころ
説経節「さんせう太夫」と森鴎外の『山椒大夫』
猿渡知之おきたま通信「百姓の独り言」
和顔施（わがんせ）
菅野芳秀ふるさとと神仏のゆくえ
仏教教団の御詠歌講へ
高野山真言宗の金剛流
啐啄
智慧と慈悲
柏木正博 本誌編集・発行人その他
コアコア新聞
chiikijin square(地域人スクエア)
news/pick up/report/cinema/magazine/book review
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- 書籍名：地域人
- 出版社：大正大学出版会
- ISBNコード：ISBN978-4909099-58-7
- 価格：1,000円
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